
あなたは投資という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
- 株
- 為替
- FX
- 不動産
これらを思い浮かべる人が多いと思いますが、自分にはあまり関係ない。手を出したくない。というような人も多いのではないでしょうか?
一方で、最近は自己投資のように自分のスキルやマインドを向上させる活動が流行っているように感じます。こちらは積極的にやっている方が多い印象です。
さて、今回は『投資をしない奴は死ぬ!?』というインベスターZのタイトルから、なぜ?どうして?ということを考察していきたいと思います。
投資の定義
そもそも投資の定義とはなんでしょうか?
投資を軽視して懐疑心を働かせている人は多いです。一般的にそういった人達はマネーリテラシーが無い人達という分類に括られるのではないでしょうか。(ここで言う一般の範囲はマネーリテラシーがある側のことだと断らせていただきます。)
まず、投資とは未来に対する備えをすること、という本質があります。
あなたは、未来に対する備えとしてどういったことを行なっていますか?
- 給料の一部を貯金
- 年金の積み立て
- 保険への加入
- etc
ほとんどの人はこれらを最低限しておけば大丈夫だろう。と言って疑わないでしょう。
ですが、もしあなたが「これでは安心出来ない」という人ならば将来のリスクをしっかりと考えられる人と言えます。
インベスターZのシーンでも
コツコツ貯金するのは真面目な国民性というよりはドM国民
日本人は無知すぎるのがいけない
とズバッと言っています。
以上のことより、『投資とは未来のために自ら行動をして安心を手に入れる』という行為であると定義できます。
これからの日本はどうなっちゃうの?
皆さんはこれからの日本はどうなっていくと思いますか?

私は大企業に勤めているからなんだかんだで安泰でしょうか。

私の息子は最近しっかりしたところに就活が決まったから一安心してるわ。

私はいつ日本経済が不況に陥るか心配です。
日本は今試されているフェーズだと言えます。
日本の抱えている問題として、
- 少子高齢化社会
- 若者の〇〇離れ
- 引きこもり
- 大企業の業績不振
- 相次ぐ災害
- 2020東京オリンピックの費用
ということを散々取り上げているように未来に対して不安感を示しています。
さらに、日本はこれから人手不足問題が深刻になってきます。一方で、ブラック企業に入りたくない若者がどんどん増えていくため、人手が足りず無理な労働を強いる企業は不利な状況に陥ります。
日本人は一度企業に勤めたら、後は惰性でヒアウィーゴーという風潮があります。
しかしこれが危険で、今までなんとか回っていた業務が人手不足により回らなくなり、一人が負担する量がどんどん増えていくでしょう。
そういった企業は頭打ちを経て、どんどん衰退の一途を辿るのではないでしょうか。
現在、転職市場が活況である事を示している通り、従来の終身雇用を目指す体制は終わっていくと考えられます。
今までの安心は破綻寸前?
インベスターZのシーンから
これからの日本は
- 簡単に年金がもらえない
- 生活保護、国民保険も破綻寸前
- ルールを作ってるのは金持ち
- 無知な奴は搾取される
よって、投資をしない奴は死ぬとされています。
そして、社会のカラクリに気づけ!という印象的な言葉も出てきました。
これは知ってる人も多いと思いますが、公的年金は払った分だけ貰えるとは限りません。
今まで年金を納めてきた人が、現在年金を納めている人が払った部分から受け取るという仕組みが分かりやすい例えだと思います。
もちろん年金を納めてきた人が損する事がないように、税金から賄うことや、給付額を下げてでも給付する、などのお話が出てきますが財政難が懸念される日本では不透明な話です。
そこで、最近話題の確定拠出年金制度【iDeco】という制度が話題になってきました。
この制度を簡単に説明すると、
「国が公的年金を給付出来ないかもしれないから、自分達で積み立てとくと良いですよ」
という様な解釈もされています。まぁ「もしもの話」ほど私たちが混乱する話題はありませんよね。
いずれにしろ、税金面の負担も軽くなるというメリットも多いので関心がある人は加入しておくと良いでしょう。
投資しない奴は死ぬの?死なないの?
結論から言って投資をしなくても人は死にません。
「なんだ、拍子抜けだなぁ」
と思ったそこのあなた、ちょっと危険ですね。
今まで上記してきましたが、投資というのは未来の安心を得るための行為です。
ですが、「投資をギャンブル」だと勘違いしている人が多い、というのが現状です。
しっかりした投資を行えば、損をすることなど滅多にありません。
例えば、
- 無理な取引を行わない
- 株主優待券を利用するために投資する
- 配当金を得るために投資する
- 好立地物件の大家さんになる
- etc
など、これらを正しい知識で行えば将来への備えが出来ます。
よって、投資を勉強する事によって世界の流れに敏感になり、自分が将来のために何をすべきかが明確になります。
そうすれば、いずれ来るかもしれない不況にも迅速に対応することができ、破滅の道からいち早く抜け出せます。
極論になってしまいましたが、こういった事を総括して筆者は、
『投資をしない奴は死ぬ!?』というタイトルをつけたのではないでしょうか?
さいごに
今回『インベスターZ』より、『投資をしない奴は死ぬ!?』というタイトルからなぜ?どうして?という話をさせていただきました。
私も在学中に様々な投資を経験しましたが、無知である事は恐ろしい事だと認識することが出来ました。
マネーゲームとしての投資ではなく、将来を豊かにするための投資を学べば大きな失敗をすることはまずないでしょう。
まずは積み立て投資などの簡単な投資からはじめてみてはいかがでしょうか?
また、自己投資も立派な投資ですので自分を成長させるために行動を起こしていくのも良いでしょう。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
読めば読むほど教養がつく『インベスターZ』という作品ですが現在ドラマ化もしています。
http://www.tv-tokyo.co.jp/investorz/
書籍化もしているため、気になる方はこちらからどうぞ!