
PayPayが12月にキャンペーンを始めてから、その知名度は良くも悪くも一気に広まりました。
今でこそ「PayPay(ペイペイ)」という決済サービスの名称は聞き慣れましたが、世間にはこれに似た「PayPal(ペイパル)」というサービスもあります。
名前が似ているせいか「この2つのサービスは関連があるんじゃないの?」と思われている方も少なくないはず。
本記事ではこの「PayPay」と「PayPal」の違いについて分かりやすく説明していきます。
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目次
PayPayとPayPalの違いとは
「そもそもPayPayとPayPalの違いってあるの?」という疑問に対して。
これら2つに因果関係はありません。どちらも別々の会社が運営していますし、サービスの内容も異なります。
2つの比較を表にしてみると以下のような感じです。
PayPay | PayPal | |
会社名 | 株式会社PayPay | PayPal Pte. Ltd. |
設立国 | 日本 | アメリカ(国際部門の拠点はシンガポール法人) |
サービス | バーコード/QR決済 | オンライン決済 |
手数料 | 無料 | 無料 |
決済方法 | チャージ・クレジット/デビットカード・独自のポイント | 銀行口座・クレジット/デビットカード |
2つの多いな違いは、
- 実店舗での決済:PayPay
- オンラインでの決済:PayPal
という点です。
また、PayPayはソフトバンクとヤフー株式会社の合併企業であり日本法人のサービスです。
一方でPayPaylはアメリカのシリコンバレー発祥で、日本含む国際部門はシンガポールに拠点を置いています。
このように全く別物のサービスであり、企業としての関連性も薄いことが分かると思います。
[ad]PayPayとPayPalで出来ること
では、PayPayとPayPalで出来ることの違いはなんなのでしょうか。
それぞれの特徴とサービス内容を簡単にまとめていきます。
PayPayで出来る事・特徴
PayPayで出来ること・特徴は以下の通りです。
- 実店舗でのバーコード/QR決済
- 個人間での送金
- PayPay独自のポイントが支払い時に付与される
最大の特徴はバーコード/QR決済のサービスです。
これらは、実店舗においてお店側のQRコードをスマホで読み取るか、スマホで表示したバーコードをお店側に読み取ってもらうかして決済をすることです。
このような中国では主流になっているQR決済を、日本でも普及させるために大手2社がタッグを組みました。よって、PayPayは最大瞬間風速で普及しているサービスです。
また、支払い時にPayPay独自のポイントが貯めるという点も特徴的ではないでしょうか。
12月に行われた「100億円あげちゃうキャンペーン」では、支払い時に独自のポイントをばらまくということで、多くのユーザーが本サービスを利用するきっかけになりました。
PayPayについて詳しく知りたい方は以下にて解説しています。
PayPalで出来ること・特徴
PayPalde出来ること・特徴は以下の通りです。
- オンライン決済
- 安心して海外のお店で買い物
PayPalは世界のオンライン決済サービスの主流となっているサービスです。
最大の特徴は、安心して海外のお店で買い物が出来るという点です。
PayPalアカウントにカードを登録するだけで、20種類を超える通貨でのお支払いを選択できます。また、一度登録すれば簡単にお支払いを完了することができるのはとても便利です。
また、PayPalの残高はいつでも銀行口座に引き出すことができます。
さらに、PayPalは業界最先端の不正防止技術とリスク対策の専門家で構成されたチームで形成されているため、私たち利用者は安心して取引することができます。
この点に関しては、万が一のトラブルがあった場合でもきちんと補償してくれるのが特徴ですね。
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PayPayとPayPalの違いまとめ
このように、間違って検索してしまう名称はややこしいですが、提供しているサービスは全くの別物です。
また、PayPayは日本発祥で発展途上、PayPalはアメリカ発祥で老舗・世界的なシェアを獲得している、という規模にも違いがあります。
しかし、どちらも我々の生活を豊かにしてくれるサービスであることは間違いないです。
PayPayとPayPalの違いをしっかりと把握して、その都度使い分けて利用すると良いですよ
本記事が少しでもお役に立てたら幸いです。