
どうも、2019年大学卒で就活を進めていた当サイトの管理人です。
これを見ているということは就活生本人、または就活について知りたい方のどちらかでしょう。
就活は人生で最もエネルギーを消耗する最大のイベントです。
また、それに伴い自分と向き合う時間がとても長く、今までにないくらい多くの方々と面識を持ち、人間関係も大きく変わるものですよね。
現在の就活の流れは、3月にセミナーや企業説明会等が解禁され、早いところでは4月から一次試験や面接等が始まり、以降は各企業の流れで進んでいきます。名目上は6月から面接解禁となっておりますが、6月に内々定は得ている学生が半数以上を占める形になります。
また、より早い企業においては、2月には条件付き※で内々定を出す企業もちらほら見受けることができます。(※他の企業を受けない等)
↑本当に入りたい企業であれば良いですが、そうでもない場合は基本的にはオススメはできません。
本記事では就活を経験した私が、実際に就活エージェントは必要だったのかということについて記述していきます。
目次
新卒エージェントを使わなくて良い理由
新卒エージェントの担当者に当たりハズレがある・最早博打
新卒エージェントは企業の人がやられているお仕事です。
プロとして業務をやっているため、ある程度の知識と力量はあるでしょう。
一方で、優秀な人とそうでない人がいるのも事実です。
就活生からすれば、一生に一度の新卒を成功させたい反面、他人からのフィードバックを受けて安心したい人もいらっしゃると思います。
優秀な人からのフィードバックなら良いですが、そうではない方からのフィードバックは方向性がズレていってしまう可能性があるため注意が必要です。
エージェントの方も会社員としての業務としてエージェントをやっておりますので、業務に対する思いは一人一人違います。
本当に担当となった就活生の成功を望んでいる方もいれば、数字として残せれば良いという考えの方もいます。
この見極めはとても難しいので、どうしても就活エージェントを利用したい人は情に流されず、おかしいと思ったらバッサリ切ることが大切でしょう
新卒エージェントを使うと妥協してしまう
就活生ならば誰もがいろんな企業を等しく受けられる権利があります。
ですから、なるべく大手の労働環境が優れている企業に誰もが行きたいと思うでしょう。
ですが、就活エージェントに相談すると、大抵が就活生の身の丈にあった企業を紹介される場合が多くあります。
当記事を書いている筆者はそんなに偏差値の良い大学に通っていたわけではなく、サークル活動も大して行っていませんでしたが、誰もが知っている大手企業のESが通ったり内定を得ることが出来ました。
ですから、やる前から諦めて就活エージェントを頼ることによって、自分の実力を決めつけてしまうのは良くないと感じます。
当たって砕けて修正をする、PDCAの訓練も就活の大切な要素の1つであると考えます。
勧誘のメールや電話が多くて無駄なところに気を取られる
これは結構きついです。
就活を進めていると、いろんな就活サイトに個人情報を登録して内定者の声などを閲覧する機会があると思います。
すると、そのサイトの関連企業と思われる就活エージェントから、やたらと電話などの勧誘がやってきます。
最初は適当に受け流せば良いのですが、一次試験の合否連絡の時期や内定の合否連絡の時期に、就活エージェントからの電話がかかってくるとメンタルがやられます。
「一次試験の合否の連絡かと思ったら就活エージェントの電話だった」
「内定の合否の連絡かと思ったら就活エージェントの勧誘だった」
実際にあった話ですが、物凄くイライラします(笑)
おそらく、就活がうまくいっておらず内定がない焦っている人はこういった勧誘に乗ってしまうと思います。
どうしても新卒エージェントを使わないといけない場合
様々な事情により新卒エージェントを利用しなければならない場合もありますよね。
- 大学を中退して通信制大学に行って就活を始める場合
- 卒業の3ヶ月〜半年前頃の、卒業間近で就活を始める場合
- 知り合いから信頼できる新卒エージェントを薦められた場合
- その他
新卒エージェントでの就活は一般的な就活よりも短期間で就職が決まります。
ですから、卒業間近で就職に切り替えた方にとっては良い場合もあります。
また、通信制大学の場合は就職支援が薄い場合もありますので、新卒エージェントを利用するのも1つの手段として考えるのも良いでしょう。
また、新卒エージェントは良いエージェントと悪いエージェントの差が激しいため、知り合いから信頼できるエージェントがもし紹介されるのであれば一回相談してみるのも良いかもしれません。
新卒エージェントを使わない代わりの代替策
新卒エージェントを使わなくても就活はできます。
というよりも、新卒エージェントを利用しないほうが就活の一般的なやり方で、かつ失敗することも少ないでしょう。
以下では新卒エージェントを利用しない就活の方法例を示します。
大学の就職ナビ等を利用しよう
最も効率的に就活が進められるのが大学の就職支援のカリキュラムや就職ナビを利用する方法です。
一般的な大学では、就活に対する講座やセミナーなどのカリキュラムがあると思います。
例:ES対策、面接対策など
また、就職ナビでは過去の卒業生が就職した企業の紹介や求人票などがある場合もあります。
大学を通してのOB訪問等も設けられたりもするので、安心して利用することができるでしょう。
教授の力を借りる
文系大学ではあまり聞かないかもしれませんが、理系大学では教授推薦というものが存在します。
私は理系の大学だったので、教授推薦で内定を獲得した同期が多数見受けられました。
教授推薦のメリットはこちら
- ほぼ確実に内定が決まる
- ESや筆記・Web試験が免除(または形だけ)になる
- 早期に就活が終わる
- 圧倒的に就活のストレスがなくなる
このように、教授推薦を使えばほぼ確実に内定が決まりますし、そんなに変な企業に就職する心配もなくなるでしょう。
一方でデメリットがこちら
- 入ってから辞めづらくなる
- 途中から気持ちが変わっても就活が出来ない
- 何かと大学と企業のパイプ役になる(可能性がある)
このように、推薦で入ると大学の顔として企業に入るため辞めづらくなり、半永久的に大学の教授と付き合わなければならない可能性も出てきます。
仲の良い教授だったのなら良いかもしれませんが、あまりオススメはできません。
まぁ、理系は実力主義というよりも横の繋がりで忖度する風潮が強い業界もありますので、その風潮に疑問を持たない人なら教授推薦はアリだと思います。
情報を自ら得て自分の足でひたすら駆け回る(管理人はこうやりました)
3月から多くの企業が説明会を開始します。
また、それに伴いマイナビやリクナビの就活生向けサービスが本格的に稼働します。
マイナビやリクナビの就活生向けサービスは企業に対する忖度が少なく、ほぼ就活生の実力に沿って就活を進めることが出来ます。
ですので、自分が行きたい企業を自分の力でピックアップすることが必要です。
就活エージェントや教授の推薦とは違い、自分の力で幅広い業界を受けることができる一般的な就活のやり方です。
新卒エージェントを使わなくても就活はできます
そもそも新卒エージェントというものは就活の代理人のようなものです。
新卒エージェントの仕組みとしては、企業に商品(学生)を提供して手数料としてお金をもらいます。
就活生は自分自身を商品として企業へ売り込むために就活をしますが、そこに必要なのは自分を宣伝する力です。
自分自身をアピールして内定を勝ち取らなければなりませんが、それを一人で達成できた時には圧倒的な達成感と成長が身につきます。
一方で新卒エージェントのように、代理人を利用して得た内定が本当に価値のあるものであるかどうかは分かりません。
新卒エージェントを利用して優良企業に入ることができたら万々歳ですが、自分に適さなかった企業に入ってしまった場合には責任を新卒エージェントに押し付けてしまう可能性が出てきます。新卒エージェントを選んだのは自分自身なのに、他者に責任転嫁をしてしまう理由を作ってしまうのは推奨されません。
新卒で就活を進めることは不安です。
よって、新卒エージェントを頼ってしまいたくなる気持ちは物凄く分かりますが、果たして本当に新卒エージェントの方々はプロフェッショナルなのか、見極めなければなりません。
自分が本当に入りたい企業や、働きたい環境が明確にあるのならば、自ら徹底的にリサーチをして自分の足で就活を進めたほうが、自身の成長に繋がりますし満足度も得られます。
ネットの情報を鵜呑みにせず、自分自身の目で情報を確かめて、後悔のない就活ができることを願っております。