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留意事項
この記事の内容は個人的な見解です。実際には異なる可能性もあります。

 

ブログを始めてから数ヶ月が経ったひよっこ管理人です。

 

最近のニュースで、著作権法改正案が話題になっていますね。

その内容は、インターネット上にある明らかに著作権を侵害している著作物(漫画・写真・論文など)を違法であると知りながらダウンロードすることを「全面的に違法にします」というような内容です。

 

ニャン太くん
つまりネット上で違法にアップロードされている「海賊版」を発信する側・受信する側を全面的に取り締まる方針なんだね。

 

また、インターネット上に違法にアップロードされている著作物を「スクリーンショット」することも違法の対象になるとのことでした。

 

メモ代わりにパソコンやスマートフォンなどの端末で著作権を侵害した画面を撮影して保存する「スクリーンショット」も、著作権を侵害していれば違法ダウンロードに含まれる。著作権侵害だと確定的に知っていた場合に限って違法となるが「ネット利用が萎縮する」と批判が起きていた。

 

上記の通り、「スクリーンショット」も著作権侵害だと"確定的に知っていた場合"に限って違法となるみたいです。これに関しては線引きが曖昧ですが、早ければ来年の2020年から施行されるということですので、恐らく摘発される例がいくつか出てくればより身近な法律になりそうです。

ちなみに、上に示した朝日新聞デジタル様の引用はきちんとHP上の「著作権について」という項目に基づき引用しております。

 

さて、この引用をはじめとする「コンテンツの二次利用に関する著作権の話」が本記事のメインとなります。

というのも、ブログを始めた頃の私は著作権について全くの無知だったため、とりあえずネット上にあがっているブログやサイトのような記事構成をしていれば問題ないだろう、と思っていました。

ですが、先日ついにやらかしまして「JASRAC」と呼ばれる音楽権利団体よりお達しが届いてしまいました。流石に権利を侵してしまった当事者となってしまったので、当該箇所の削除や修正を急ピッチで行いました。(この経緯については後日改めて執筆します。)

 

こういった経緯もありまして「インターネット上の著作物の二次利用に関する商用利用」について話していきます。

 

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そもそも著作権とは?

インターネットは誰でも簡単に利用することができ、SNSや検索エンジンの発達でネットで見つからないものはほぼないと言ってよいでしょう。

ですから、普通なら商品として購入しなければならないコンテンツやサービスを無料で受信することが出来てしまいます。

一方で、それらのコンテンツやサービスを生み出したクリエイターや製作者さん側からすれば、本来入るべき収入がなくなってしまうのも事実です。

そして、著作権について公益社団法人著作権情報センターが示す定義が以下のようなものをいいます。

文化的な創作物を保護の対象とする「著作権」で、これは著作権法という法律で保護されています。

文化的な創作物とは、文芸、学術、美術、音楽などのジャンルに入り、人間の思想、感情を創作的に表現したもののことで、著作物といいます。また、それを創作した人が著作者です。

ニャン太くん
ということは、子供の絵やおじいちゃんの俳句も立派な著作物なんだ!

 

著作物の種類ついてのまとめはこちらよりご確認ください。

 

このように、世に何かを生み出した時点で著作権が発生して、生み出した人は著作者になる可能性があるというわけですね。

権利を行使するかは著作者次第であり、利用規約やガイドラインがあるならば利用者はそれに沿った利用を心がけなければなりません。

一方で公開された著作物に対する適切な形の引用は、権利者がなんと言おうと適法の可能性が高いということは押さえておきましょう。

 

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著作物の商用利用とは?

今回の問題点であるのがこの「著作物の商用利用」となります。

商用利用とは:

「商業利用」に同じ。利用者が自分の利益を得る目的で、営利目的で、利用すること。

 

要するに、お金を得る目的で創作物を利用することが商用利用となるわけですね。

一般的にNGな商用利用で思い浮かぶのが、

  • (他人の)著作物を自分の商品として売る行為
  • (他人の)著作物をコピー・複製して売る行為

などが挙げられると思います。

ですが、インターネット上で誰もが簡単にお金を得られるようになった現在では、これらに加えてNGな範囲が広まりつつあります。

  • (他人の)著作物を複製してインターネット上で売る行為
  • (他人の)著作物を複製してネット上に挙げて広告収入を得る行為(グレーゾーン)

こちらの二つ目が重要で、広告収入を得る目的で著作物を利用する場合は、商用利用となるわけです。

ですが、「口コミサイトやブロガーによって著作者へ収入が入る可能性もある」ということで、広告収入を得る行為においては権利の規制がそこまで厳しくないのが現状です。(一方で広告収入が一般的なものになってきている昨今では線引きが曖昧です)

あくまでも著作権違反は「親告罪」です。

商用利用においては、著作物を扱っている著作者の利用規約やガイドラインでそれぞれ定める方針が異なるため、インターネット上でコンテンツやサービスをはじめとする著作物を紹介する際は注意した方が良いでしょう。

それではどのようなことに気をつけた方が良いのでしょうか。

 

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引用する際に気をつけなければならないこと

コンテンツの二次利用をする際はどのようにして気をつけなければならないのでしょうか、という話になります。

原則として以下のような点は気をつけたいところです。

  • 引用や出典の範囲内でコンテンツやサービスを扱う
  • 著作者の権利を侵害するような利用は避ける
  • 利用規約やガイドラインをよく読んで理解したうえでコンテンツを扱う(知らなかったでは済まされないため)

また、これに加えて以下のことを行えば問題等は起こらないでしょう。

  • コンテンツやサービスを利用する際は著作者や所有者へ連絡を入れて取り扱って良いかを確認する

 

ではこれらに加えて、ブログ運営者に関わる以下のようなものを取り扱う時の注意点を見ていきましょう。

YouTubeの埋め込みはOUT?

サイトで何かを説明するときに、YouTubeを埋め込むことによりコンテンツの内容を具体的に示すことが出来ます。

その一方で、誤った使い方をしてしまうと著作権侵害になる可能性もあります。

原則的にJASRACに権利帰属する動画(音楽関係)以外で、公式に許可されている動画や自分で撮った動画などはYouTubeに埋め込みしてもOKみたいですね。

また、JASRACに権利帰属する動画(音楽関係)のものはYouTubeのリンクであれば引用して問題ないそうです。(公式に許可されているものに限る)

詳しくはこちらの記事が分かりやすく書かれているので参考にしてみてください

https://alis.to/yuuki/articles/3reYQkNXvGX4

 

歌詞の転載はOUT!

歌詞の転載は全面的にOUTです。

実は私はこれが原因でJASRACより注意勧告を受けてしまいました。

ネット上で検索してみると、知らずに歌詞を転載してしまって勧告を受けてしまった方が多数見られました。

 

ツイートの埋め込みはOK?

自分のツイートはもちろん埋め込み可能です。

その一方で他人のツイートを埋め込みするのは著作権侵害にあたるのか心配する人は少なくないでしょう。

それについての答えは簡単で、

ツイートの埋め込みは原則として問題ない、というのが結論です。

Twitterのガイドラインによると、Twitter上で発信したコンテンツのライセンスはユーザーのものですが、ユーザーはTwitter上にコンテンツを投稿した時点でそのライセンスをTwitter社に無償で許諾しておりそのツイートは世界中で閲覧可能である、ということになっているのです。

以下、利用規約の本文になります。

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して自ら送信、投稿または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーのコンテンツはユーザーのものです。すなわち、ユーザーのコンテンツ(他のコンテンツに組み込まれたユーザーの音声、写真および動画もユーザーのコンテンツの一部と考えられます)の所有権はユーザーにあります。

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿または表示することによって、当社があらゆる媒体または配信方法(既知のまたは今後開発される方法)を使ってかかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配信するための、世界的かつ非独占的ライセンス(サブライセンスを許諾する権利と共に)を当社に対し無償で許諾することになります。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。

 

このことより、Twitterの埋め込み機能を利用してツイートを埋め込むことは問題ないということになりますね。

一方で、他人のツイートを「スクリーンショット」してブログなどに転載することはダメなようです。

あくまでも、Twitterのサービスを利用したうえでの引用は可能ですが、写真や画像にした時点でTwitterのサービスを逸脱してしまう、ということでしょう。

いずれにせよ引用の範囲内で用いることが健全な利用であると言えます。

 

「強い女メーカー」の一件から学ぶ商用利用の線引き

私は当事者ではないのですが、ブログを運営している立場としては見逃せない件があったので、少し紹介したいと思います。

最近SNSのアイコンでよく見かけるようになった「強い女メーカー」というコンテンツがあります。

私は「最近このアイコン使う人増えているな〜」という程度に留めておいたのですが、中には「強い女メーカー 使い方」などでコンテンツにしているサイトが多かったみたいで、作者がこれは規約違反として一斉に使用料を弁護士経由で請求したそうなのです。

 

例にならって、強い女メーカーのガイドラインを見てみると書いてありました。

▼商用利用
お金のやりとりが発生するものの中に利用すること。
例えばイラストをプリントしたグッズの販売、企業のブログやページでイラストを使う、広告収益を得ているメディアサイト、ブログ、YouTubeの動画に使用する事などが当てはまります。
※無断で利用しているものを見つけ次第、使用料・損害賠償金を弁護士経由で請求いたします。

 

この件では「強い女メーカー 使い方」のように広告を貼ってあるサイトが、二次コンテンツとして商用利用することを禁止していたようですね。

現在その件はSNS上で議論されていますが、私は関わらないようにしたいので画像もツイートも当ブログでは転載・引用利用はしません。

ちなみに、個人の定めたガイドラインが全てではないので、利用規約やガイドラインが必ず著作権法に基づいているかも確認しなければなりませんね。

世知辛い世の中ですが、情報を発信している当事者としては細心の注意を払って生きていきたいものです。

 

ブログ運営者やYouTuberは著作物のガイドラインをしっかりと読み解くべき

インターネット社会の発展により、世間では個人でコンテンツやサービスを創り出し、報酬を得る時代になってきました。

また、個人が商品を出しやすくなったということで、著作者がガイドラインや利用規約を定めている例も少なくありません。

ブログ運営者やYouTuberの方々は、「紹介」という名目でコンテンツやサービスを紹介する際にはしっかりとそのガイドラインや利用規約を把握しなければならないということを、この一件で改めて考えなければならないフェーズにきていると感じました。

 

※本記事で取り扱う著作権については、あくまでも法律の素人が自身の認識の整理として示しています。著作権法やその他の法律についてのご相談はお控えください。著作権について理解を深めたい方は公益社団法人著作権情報センター著作権法を参考にしてください。また、著作権侵害等で悩まれている方はまずは弁護士などの専門家に相談することをオススメします。

 

留意事項
この記事の内容は個人的な見解です。実際には異なる可能性もあります。
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